We're Sun Born

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天空橋朋花の「君臨」は苦悩の果てか。

 

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 今日は11月11日、天空橋朋花の誕生日。

 

 自身のファンを「子豚ちゃん」と呼称し愛でる15歳。そのキャラクタ性は一見女王様気質を感じさせるが実際は慈愛に満ちた聖母のような女の子で、子豚という呼称を用いるのも悪意からではなく純粋に「豚」を可愛いと思っているからこその言動だと思われます。プロフィール欄の「趣味」に「ファンに喜んでもらうこと」と記載されているところからも、彼女の子豚に対する愛情の深さがうかがえます(なお「海豚」も好きな模様)。

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 今日は朋花ちゃんの誕生日ということで、良い機会なので私が以前から少し思っていたことについて軽く書いていこうと思います。

 まずは彼女がよく口にする言葉であり、表題にも用いた「君臨」について。

 

 君臨とは。

 1 主君として国家を統治すること。

 2 ある分野で、強大な力を持って他を支配すること。

                        出典:デジタル大辞泉

 

 彼女は自己紹介ボイスで「君臨」という単語をこのように使っています。

 

「――可愛い可愛い子豚ちゃんたちの上に君臨するために、アイドルにならせて頂きました」

 

 つまりアイドル(主君)という肩書を以て、ファンたち(国家)を統治する、ということです。

 勘の鋭い人なら既にお気づきでしょうが、このセリフはかなりズレています。言っている内容がぶっ飛んでいるということではなく「時系列」の問題です。

 「アイドルになる」→「ファンが出来る」→「ファンについて考える」

 であるべき順序が、彼女の中では

 「愛しいファンを統治したい」→「アイドルになる」→「ファンの上に君臨」

 通常のプロセスとは逆の切り口でアイドルデビューしていることがうかがえます(自分にファンがいる、という前提がある時点で結構特異な存在ではあります)。

 

 では、そもそもなぜ「統治」したがるのか。

 これは抱負ボイスを聴いてみれば少しわかります。

「私は争い事が嫌いなんです~。みんなが仲良くできる世界こそ最高の世界じゃないですか~。だから、私を巡っての争い事がなくなるように『みんなの天空橋朋花になりますよ~」

 自分を巡っての争い事がない最高の世界をつくりあげるため――というと傲慢な物言いに聞こえますが、おそらく彼女は本気で言っているのでしょう。実際、自分を巡っての争いを何度か目にしてきて、つらい想いを味わってきたと考えられます。そしてそんな事態を防ぐための方法として、上でも説明したとおり「ファンの上に君臨」を選んだのでしょう。アイドルであれば「誰か」のものになることはなく、「みんなで」平和に愛することが許されるからです。

 

 では次にアピールボイスを聴いてみましょう。

「――子供の頃は養子にならないかと言われたり、私を巡って学校中の男子が争って大変でした」

 「養子にならないか」は流石にぶっ飛んでいるなあと感じるのですが、私がこの台詞で一番気にかかっているのは「大変でした」と過去形で答えている点です。

 彼女はまだ15歳の現役中学生、実際に今も学校に通いながらアイドルを続けていると思われますが、今通っている学校では争いがおこなわれていない――つまり、既に「みんなの天空橋朋花というポジション確立しているのではないか、と。学校単位のコミュニティであれば彼女個人の力で「統治」できてしまうのかもしれません(もちろん多くの苦悩がまあったように思いますが)。

 しかし天空橋朋花は老若男女問わず愛されてしまいます。自分が所属しているコミュニティを統治できたとしても、街中で彼女に見惚れた人たちの心までは掌握しかねます。つまり、預かり知らぬところでも自分を巡っての争いが起きる可能性が常にあり、自身がトップアイドルになることによって全国単位で「みんなの天空橋朋花」を実現しようとしているのではないでしょうか。

 

 表題にあるとおり、天空橋朋花がアイドルとして君臨したのが苦悩の果てに選んだ道であったとしても、彼女のファンを想う気持ちや平和への祈りは本物です。その壮大に感じられる彼女の想いを「さすが朋花様、すげえや」と、プロデューサーである私たちが無責任に崇め奉り「年頃の女の子」として接すること拒むことは避けたいなあ……と。

 彼女が持つ強さは、同時に「弱さを見せてはいけない」という弱点でもあり、いつかそんな強い彼女を打ち負かし、15歳の女子中学生の苦悩を聞いてあげられる関係になりたいと切に望んでいます。

 

 ……ちょっと偉そうですかね。

 

 

 では改めて、天空橋朋花さん誕生日おめでとうございます。

 

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